焼鳥屋って部門が日本しかないんじゃない?というツッコミは無粋でしょうか笑っ
ミシュランの星が付かなくても焼鳥が好きな人なら言わずと知れたお店ですね。
焼鳥関連の本や、NHKプロフェッショナルを見て行きたいと思いながらも、予約難度の高さを見るたびに電話するのも面倒になってしまっていました。
しかし遂に行きたい欲が面倒な気持ちを超えて予約電話を頑張る気力が湧きました!
毎月最初の営業日の18時に2ヶ月先の月の予約を取る方式なので、仕事から帰ってきて電話の準備をしてかけはじめたのですが「ただいま大変混み合っております」のNTTアナウンス。。。
ライブのチケット取る時しか聞かないヤツだよ。
超予約困難な鮨 㐂邑もずっと話し中で予約取れずにいるもののNTTのアナウンスになった事はないわ。
恐るべし鳥しきに行きたい人達の多さ(後に何故ここまで電話が混み合うのか分かりますが)
延々2時間以上電話をかけ続け繋がった時は食欲という地獄から解放された気になりました。
随分と経ってから繋がった印象ですが、時間制限有とは言え金曜の夜に予約が取れたのはビックリ。
って事で、イントロが長くなりましたが本題へ。
お店は目黒駅から徒歩5分前後
入口が非常に分かりづらいです。
店名どこ?ここです。
暖簾の右にチラリと見えているの分かりますか?
店名表記が控えめ過ぎ―^^;
まずは生ビール
恵比寿が近いだけにエビスビール
瓶だと赤星も有るみたい
お通しの御新香と大根おろし
大根おろしは減るとマメに追加してくれます
これが結構美味しくてね。
一応メニュー的な木札がありますが、基本お任せです。
鳥の銘柄は明記されてないのですが、以前と変わりがなく私の記憶が確かならば伊達鶏のはず。
そして特集される時に必ず紹介される近火の強火で焼き上げる焼き台(薄暗くてピント合わせるのがとても難しい。。)
店内は一切の煙が無く、どうやら焼き台の奥に排気されるようです
塩、胡椒、タレや日本酒が置いてあり使い分けていました。
さび焼き
ささみの火入れが美しい
かしわ
串打ちが美しいですね。
普通焼き台は手前の火力が弱いので、串の手前が一番小さくて先に向かって末広がりが基本の串打ちと言われているけど、鳥しきの焼き台は手前と奥が同じくらいの火力なのか、先と根元が小さめで真ん中が大きめとなっている。
波(皮)
外側カリッとタイプで好きなやつ。
中途半端なフニャフニャのタイプは好きじゃない(野毛 伸喜のトロトロは好き)
上喜元
ビールは早々に片付けて、やはり焼鳥なら日本酒。
ワインを推している店で飲んでいる人も多かったので、お連れさんががワインもイケる人だったらワインを合わせるのも面白かったんだけどさ。
砂肝
串打ちが面白い。
互い違いに打つことで重心を均等にしている。
同じ向きで打ってしまうと重心が偏って串が回っちゃうので、お店によっては平串を使うことで解決していますよね。
砂肝ってコリコリのイメージだけど、大きい物を良い火入れで仕上げると周りはパンッ!と張っていて、中はコンフィにしたような柔らかいけど心地良い抵抗が残った食感になるね。
つくね
軟骨が入っていてコリコリ食感が有りました
白玉
獅子唐
鳳凰美田
上喜元頼んで中4串で次にいってしまった^^;
新じゃが
血肝
キレイなレバーだよねー
最初と最後はちょっとプリッとした食感が有って、中程はトロトロで食感のコントラストが良い。
ピンが合っていないけど一応火入れ具合の写真
周りの火が入っている層の厚さが均一なのよ。
もちろん中心は温かい温度になる様に熱が入っている。
皮
波は首皮で、皮は手羽の皮だったかな?
銀杏
じゃばら酒
メッチャすっぱい!そして仄かな苦味。
飲んでも美味しいけど、大根おろしにちょっとかけて食べたら美味しかった。
厚揚げ
炭で焼かれると有難味があるよね!
ハツ
大好物のハツ!
先と根元の2つは根元を切って膜を取ったもので、真ん中2つは丸ハツなので2度美味しい!!
大きくて食べ応えが有って大満足!!
椎茸
ソリ
こういう形で出てきたのは初めて食べた。
最初、振袖かと思った。
これで1羽分なんだから贅沢だよね。
黒龍
そしてまた日本酒へ
鳳凰美田と黒龍は甘味があるので、焼鳥には上喜元が一番合ったかな。
もも肉
ボリュームやばい笑っ
白髪葱が添えていなかったので「ひざまわり」ではないと思う…。
美味しい物を食べるとフードファイターになる私はまだいけるぞ!って感じだったけど、お連れさんはもう苦しいと言って少し食べて私に回す展開へ^^;
手羽先
皮目のクリスプ感が最高!
親子丼
間違いなく美味しいやつです
スープ
鳥スープ茶漬け
お茶でフィニッシュ
100%満喫しようと思いお弁当もお願いしました
そぼろが食べたかったんですよー
〆の御飯にそぼろ丼?も有るのですが、どうしても親子丼と鳥茶漬けが食べたくて…
(一部、部位が分かりづらかったので口コミを見て答え合わせしたのですが、〆の御飯に焼きおにぎりが有ったんですね。次回はソレにしよう!)
帰宅後すぐに少し食べたのですが、軟骨と一緒にミンチにしているのかコリコリ感のあるそぼろで美味しかったです☆
席はなかなか取れないお店ですが、お弁当を時間指定予約して受け取るだけという使い方も出来るそうです。
時間制限やオナカ具合も有って、大好物の"せせり"、ちょうちん、合鴨などに巡り合えなかったので、本当にもう1度行きたい!
入店時に名前を言わなくても席に案内される常連顧客でも頑張って電話をかけているという会話を耳にして、一応念のために次回予約を取れるか確認したのですが、全て電話での受付でした。
来店時に次回予約が出来ないからこその月初めの予約電話の混み様。
また、繋がりにくい割に予約が取れるのは、全てサラの状態から予約を取るからですね。
予約難度は高いけど頑張れば取れるお店ってのは有難いです。
接客もお弟子さんを含めて気風の良さ、マメな目配りなど行き届いたお店の空間が出来上がっていました。
有名で人気店になっても驕ってない感じが好感度高いですね。
そして禁煙店が増えた現代でも意外と焼鳥屋では喫煙可が多いなか、当然禁煙なのも嬉しいです。
唯一マイナスの点を挙げるとすれば、お客15人位に対して焼き手が1人なので食べるのが早い人は待つことになりがち。
そして私は熱々で出されたものは冷ます理由が無い限りは熱々のうちに食べないと料理人に失礼だと考えるタイプなので食べるのが早いのです。
先日、セブンルールに出ていた26歳でミシュラン2つ星店の料理長になった女性も私と同じタイプの早食いで、一緒に食事に行った友達が置いてきぼりになっているのを見て職業病だなぁと思った笑っ
お会計は2人で21,000円(お弁当、お茶1、ビール1、お酒4を含む)
焼鳥は安くて美味いじゃないと許せない!という層がいるのも理解が出来るので記事タイトルを「焼鳥好きなら1度は行くべき」とはしませんでした。
焼鳥としてはお高いでしょうけど、味や満足度を考えたら決して高すぎる事はないと思います。
超絶期待して行っても満足したのは大きいと思う。
間違いなく私の人生TOP10に入るお店で、焼鳥部門ではNo.1かな。
高額焼鳥店は数えるほどしか行ったことがないんですけどね。
目黒エリアを巡るならご参考までに
https://perfect-star1227.blogspot.com/search/label/%E7%9B%AE%E9%BB%92
鳥しき(食べログが公式になっています)
https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13041029/
年末に見た時は年末年始の営業についてなど、マメに更新されていました
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年末に見た時は年末年始の営業についてなど、マメに更新されていました