しかも今回紹介する佐藤屋は良いお店だったから最初に紹介するべきだった。
何故最後になったかと言うと最終日にも行く予定だったから笑
名前の通り乃し梅を代表商品として和菓子を作っているお店で、私も以前山形展で乃し梅を買った事が有るのですが、八代目が新しいお菓子にも挑戦し、更には日本酒と一緒に食べるという提案をされているようです。
私自身、甘いものを食べながらお酒を飲めるタイプなので、八代目の考えには共感できると思って気になりました。
ウイスキーとチョコってのはベタだけど、大福食べながら日本酒飲めるし、Bar通いしていた時に誰かの誕生日でご相伴させていただいたショートケーキを食べながらスノーボールを飲んで周りからドン引かれる変態です笑
メニュー
日本酒の催事だけど、むしろお菓子の方が気になって2種類オーダーしてしまいました。
朝月夜＆山川光男 ふゆ
ホワイトチョコの羊羹ってのも気になるし、上に乗っているのが完熟梅だと思いオーダー。
実際は上に乗っていたのはピスタチオでした。
よくよく考えたら梅が緑だったら熟していないって事だから完熟梅が緑の訳ないですね苦笑
説明に書いて有るストレガはリキュール。
ホワイトチョコの甘々の奥に梅のほのかな旨味酸味がいて初めて食べた味でした。美味しいです。
山川光男は山形正宗、楯野川、東光、男山を作っている山形県内の4蔵元が結成したユニットで、それぞれの銘柄から一文字ずつとって命名されたらしいです。
山川光男
普通に美味しかったんだけど、お菓子の方に気が向いてしまい特筆すべきことが銘柄の説明しかない。。
たまゆら＆東の麓 天弓 翠雨
生チョコに乃し梅を合わせたお菓子なのだが、これが実に面白い！
まずチョコレートは油脂を使わないで作りたいという思いからバター不使用で、白餡と混ぜて乳化させて寒天で固めているようです。
和菓子屋ならではのチョコレート作りにビックリ。
そのチョコに乃し梅を合わせて有るんだけど、梅の酸味が非常に合う！
冷静に考えればチョコとフランボワーズやカラントなどの酸味と合わせるのはベタ中のベタなんだけど、梅って発想は無かったなぁ。
チョコの製法も含めてとても勉強になった一品でした。
天弓 翠雨はマロラクティック製法というワイン作りに使われている製法で作った日本酒らしいです。
お酒自体の味も他にはあまりない感じで美味しいのですが、チョコ→日本酒→チョコという流れで食べるとチョコの感じ方が変わって面白いです。
お酒は八代目がこの催事の為に仕入れたというより個人的に所有していた物が多いらしく、山川光男は既に終売になっているのに出しているので他の業者に何処から仕入れたか聞かれたりしたらしいです。
そんな日本酒好きの八代目からメニューにはないお酒をサービスで試飲させてもらっちゃいました☆
爽やかで美味しいお酒でした。
お菓子とお酒をいただいている横で他のお客さんがかき氷を食べていて、とても美味しそうだったんだけど、この後の予定を考えるとお腹を冷やしたくなくてスルー。
しかしどうしても気になって最終日にラストオーダーギリギリに滑り込んで食べてきました。
乃し梅氷(ノンアルコールです)
説明書き
先日のお菓子でも梅が使われている2品を選んでいてお分かりだと思うのですが、私、梅が好きなのです。
寒天で固めれば乃し梅になるほどの濃厚なシロップで超絶美味しい！！
八代目が気を利かせて「シロップ足りてますか？」と細やかに声掛けして下さいますので、シロップたっぷりが好きな人は足してもらえるようです。
六根浄のハイボール「MURASAME」も気にはなったけど、かき氷＋冷たい飲み物は私のお腹が耐えられそうもないから諦めた。。
催事3店舗のうち最後の紹介でも良いかなぁと思ったのは、たまゆら(乃し梅+チョコ)は横浜高島屋の銘菓百選で取り扱いが有るので買える事、31日から始まる山形展でお菓子の購入が出来ます(八代目はおらずカキ氷の販売、お酒との組み合わせはやらないようです)。
山形物産展の案内
私は甘露梅を買いに行く予定です。
今回くろもじ、りぶれも販売エリアの方で試食させていただいたのですが、両方とも面白い個性を持ったお菓子で美味しかったですよ。
乃し梅本舗 佐藤屋
佐藤屋の八代目は若手和菓子職人で作られている集団に所属していて、6/14から玉川高島屋に出店するようですよ(かき氷も出るかも)
若き匠たちの挑戦(ちょっと見づらいサイト)
若き匠たちの挑戦Facebook
(FBの方が更新頻度も高く見やすい)
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